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「ライバー事務所に違約金を請求されたらどうすればいい?」
そう思っていませんか。
ライバー事務所について調べると違約金のトラブルについて目にすることが多いですよね。
そこで、本記事ではライバー事務所に違約金を請求された場合の対処法について紹介します。
また、ライバー事務所に違約金を請求された事例や、信頼できる大手事務所についてもまとめました。
本記事の内容を参考に、違約金について正しい知識を身につけ、信頼できるライバー事務所を見つけましょう!
ライバー事務所から違約金を請求されることは基本ない!
結論、ライバー事務所から違約金を請求されることは基本的にありません。
悪徳事務所である場合を除き、一般的な事務所であれば違約金を請求されることはないと考えて問題ありません。
違約金を請求されるケースとしては、ライバーが事務所との契約上の約束事を守らなかった場合や事務所に損害を与えた場合が該当します。
契約内容を把握し、契約書に記載されている内容に反した行動・言動を取らない、不祥事を起こさない場合は違約金は発生しません。
しかし、悪徳事務所の場合は何かと理由をつけて違約金を請求してくる場合があるため、所属する事務所の選定がまず重要なポイントです。
ライバー事務所から違約金を請求されるケース
では具体的にどういった場合に違約金を請求されるのでしょうか。
ここからは、ライバー事務所から違約金を請求されるケースについて紹介します。
主に下記のケースでは、悪徳でない一般的な事務所でも違約金を請求されることがあるので注意してください。
- ノルマを達成できなかった場合
- 契約期間中に途中退所する場合
- 不祥事を起こした場合
それぞれのケースについて説明していきます。
ノルマを達成できなかった場合
まずはノルマを達成できなかった場合が違約金発生のケースとして挙げられます。
ライバー事務所では、所属ライバーに対して配信時間や頻度のノルマを設定している場合があり、契約時に課されたノルマを達成できなかった場合は違約金が発生することがあるのです。
契約を結ぶ際はノルマの有無や内容、達成できなかった際のペナルティについて確認しておきましょう。
また、契約時には達成可能だったノルマでも、体調を含めた諸事情でノルマの達成が難しくなる場合もあります。
その際は事前に事務所に相談して、お互いが納得できる結論を出すようにすると、違約金の請求を含めたトラブルに発展することが少ないです。
契約期間中に途中退所する場合
基本的には契約書に契約期間に関する記載があるため、契約期間中に退所する場合は違約金が発生することがあります。
契約期間中の途中対処が認められていない場合は、原則契約満了までは契約を続ける必要があります。
それでも契約途中での退所を希望する場合は違約金が発生する場合が多いのです。
退所を検討している場合は契約書の内容をきちんと把握し、契約期間や途中対処の可否、退所後の活動について確認しておきましょう。
勝手に「退所をする」と一方的に告げて音信不通になったり、他の事務所に所属したりすると、違約金では済まないような大きなトラブルになることもあるので注意してください。
不祥事を起こした場合
契約期間やノルマといった項目以外にも、不祥事を起こした場合は違約金の請求をされる可能性があります。
不祥事の具体例としては下記のようなものが挙げられます。
- 事務所の内部情報を漏洩する
- 他者(他社)を誹謗中傷・差別する発言で事務所のイメージを低下させる
- 犯罪行為をする
発言には気をつけていても、うっかり差別発言をしてしまい、活動停止や休止、引退を余儀なくされるライバーも多くいるため、他人事ではありません。
ライバーとして多くのリスナーの前で配信活動をする以上、より一層、法令遵守・倫理観に則った配信・振る舞いが求められます。
ライバー事務所から違約金を請求された事例
ここでは、実際にライバー事務所から違約金を請求された事例を紹介します。
下記事例を参考に、違約金を請求されるシーンを理解して注意しましょう。
- 他事務所への移籍で裁判を起こされた事例
- 配信ノルマを達成できず違約金を請求された事例
- 配信禁止違反での違約金請求事例
違約金請求をされた場合は、正当な請求なのか、どう対処するのかを専門家に相談して対処することが重要です。
他事務所への移籍で裁判を起こされた事例
ライバー事務所に所属している状態で、他の事務所に所属した場合に違約金・賠償請求をされた事例があります。
とある女性ライバーが事務所に所属してライバーアカウントを作成しましたが、サポートを十分に受けられないと感じ、他の事務所に所属して活動を始めました。
すると元々所属していた事務所から「契約上、所属後1年間は辞められないし、辞めても1年間は活動を禁止している。ノウハウ流出による損害額は30億円でまずは一部を請求する」と訴えられたのです。
30億円という額の正当性をはじめとして、元の事務所の言い分が正しいかどうかは気になるところですが、少なくとも契約を交わした場合は正しい手順での退所が必要といえます。
サポートを受けられないことに対して不安になる気持ちはわかりますが、契約を交わしている以上、契約書の内容と法律に則って退所をしてから移籍することが重要です。
参考:『見る人に元気や癒しを与えるライバーという職業の将来を潰さないでほしい。』
配信ノルマを達成できず違約金を請求された事例
事務所が課した配信ノルマを達成できず、違約金を請求された事例もあります。
この事例では、元々の配信ノルマを達成できなかった場合は違約金として5万円を支払うことになっていました。
ライバーとして活動している女性は妊娠しており、体調が優れないため配信ができず、ノルマ達成ができなかったのです。
事務所からはノルマ不達成を理由に違約金を請求されましたが、この場合、違約金の発生はないという弁護士の意見もあります。
実際にはライバーと事務所間でどういった契約や話し合いがあったのかによって違約金の扱いは異なるものです。
不当な違約金請求を避けるためには、協議・話し合いの内容を書面で残すこと、契約内容を把握しておくことなどが重要なポイントといえます。
配信禁止違反での違約金請求事例
事務所退所後は一定期間、配信禁止にするという契約内容の事務所も存在しており、このルールを守らなかったことで、百万円を超える違約金請求を受けた事例があります。
結論として、契約書に書いてある内容を無視して配信活動を行った場合は、違約金の支払い義務が発生するものです。
しかし、事務所側の主張が正当なものなのか、ライバー側に正当な言い分があるかどうかを考慮することで、請求額の一部を支払うだけで済む場合や示談に落ち着くケースもあります。
もっとも、配信禁止期間に活動することで違約金を請求される場合は、契約書の内容をきちんと把握しておくことで回避可能です。
契約時、事務所所属時には契約書や契約内容をしっかり把握しておきましょう。
参考:『知人が多額の違約金を請求されています。…|Yahoo!知恵袋』
ライバー事務所から違約金を請求された際の対策
では、実際に違約金を請求された場合はどう対処すればいいのでしょうか。
もしも所属事務所から違約金請求をされた場合は、下記の方法を試してみてください。
- まず契約書を確認する
- 弁護士に相談する
- 事務所の契約不履行の証拠を集める
- 不公正条項に関する公的機関への審査依頼
正しく対処することで、理不尽な違約金請求に立ち向かうことが可能です。
まず契約書を確認する
違約金を請求された場合、まず契約書を確認しましょう。
違約金がどういった条件で定められているのか、請求された額が正当なのかといった項目は契約書に記載されています。
契約書を確認して、まずは請求された違約金が正当なのかを確認しましょう。
ただし、法的に正当なのかやどう対処すればいいのかについて、知識のない方が判断することは難しいでしょう。
そのためご自身で契約書を確認したあとは、次のステップとして弁護士への相談をおすすめします。
弁護士に相談する
次に、法律の専門家である弁護士に相談しましょう。
弁護士に契約書を見てもらうことはもちろん、可能な限り事務所とのやりとりの文面や音声を確認してもらって状況を整理することで、正しい対処法を考えてくれます。
違約金請求が正当なものであったとしても、満額の支払いをしなくても済む場合もありますし、請求が正当でない場合は請求そのものを拒否できる場合もあるのです。
いずれにせよ、契約不履行かどうかを含めて正しい判断を知識がない個人が行うことは難しいため、困った場合は弁護士に相談しましょう。
事務所の契約不履行の証拠を集める
次に、事務所側の契約不履行の証拠を集めましょう。
違約金の請求をされた場合、事務所側に契約不履行がある場合、正当な違約金請求にならない場合があり、減額や支払いそのものが不要になる場合があります。
契約書に書かれていた内容とは異なり、サポートが不十分であったり、報酬の支払いに問題があったりする場合は、契約不履行に該当するケースがあるのです。
ライバー事務所側に契約不履行がある場合は、そちらを元に違約金請求について争いましょう。
どういった証拠を集める必要があるかについては弁護士に相談してみてください。
不当条項に関する公的機関への審査依頼
ライバー事務所側の違約金請求が一方的かつ、理不尽な場合は不当条項に関する公的機関への審査依頼を出しましょう。
不当条項とは、契約をしている片方に対して不当・不利益なものであり、その程度が認められないようなものを指します。
不当条項に該当する場合は、たとえ契約書に記載されていても無効になるため、違約金について契約書に記載されていても無効になる場合があるのです。
不当条項として認められれば違約金を支払う必要がなくなるので、焦らず適切な対処を行いましょう。
信頼性の高い大手ライバー事務所3選
一般的に、違約金関連のトラブルは小規模な事務所で起きやすいため、大手事務所に所属して契約書通りの活動をすることで違約金請求をされる可能性を抑えることができます。
ここでは、信頼できる大手ライバー事務所を3つ紹介します。
- NEXTWAVE
- 321inc
- LIVESTAR
上記事務所はどれも安心して所属できるため、それぞれの事務所の特徴を確認して、最適な所への所属を検討してみてください。
NEXTWAVE
事務所名 | NEXTWAVE |
運営会社 | 株式会社VIA |
所属ライバー数 | 8,000名以上 |
ノルマの有無 | 無 |
メインライブ配信アプリ | TikTok |
応募条件/応募方法 | 公式LINEから応募 |
NEXTWAVEは、TikTok Liveで活動しているライバーをメインにサポートする事務所です。
8,000名以上の所属クリエイター・ライバーがおり、多くが未経験スタートでありながら、毎月数十名を超えるトップライバーを輩出しています。
新人・未経験者の教育・サポートに強い事務所といえるでしょう。
さらに、NEXTWAVEの所属ライバーのうち、月60時間以上配信を行っているライバーの平均月収は70万円ほどとなっています。
TikTokに特化した事務所ではありますが、その他各種ライブ配信アプリのサポートにも対応しているため、おすすめの事務所です。
充実した配信ノウハウの提供をはじめとして、新人ライバーがつまづく部分を丁寧にサポートしてくれるので、未経験ライバーにとっておすすめの事務所といえます。
321inc
事務所名 | 321inc |
運営会社 | 株式会社321 |
所属ライバー数 | 6,000名以上 |
ノルマの有無 | 無 |
メインライブ配信アプリ | Pococha |
応募条件/応募方法 | 公式LINEから応募 |
321incは「ゆうこす」さんというインフルエンサーの方が立ち上げたライバー事務所です。
所属ライバー数は6,000名以上で、十分大手といえる規模の事務所であり、安心感があります。
321incはライブ配信アプリPocochaを中心にライバーをサポートする事務所で、Pocochaにおける還元率が100%に設定されており、フリーライバー並の高水準で収益を受け取れる点が魅力です。
さらに担当マネージャーにはトップライバーを経験した方もいるため、実践的なアドバイス・ノウハウが期待できます。
LIVESTAR
事務所名 | LIVESTAR |
運営会社 | 株式会社LIVESTAR |
所属ライバー数 | 約15,000名 |
ノルマの有無 | 不明 |
メインライブ配信アプリ | Pococha |
応募条件/応募方法 | 公式LINEから応募 |
LIVESTARはエイベックスグループが運営するライバー事務所です。
また、社長がPococha出身ということもあり、Pocochaに関する配信のノウハウが充実している点がLIVESTARの強みといえます。
ライバー事務所としては2018年設立で比較的運営歴が長く、実績や経歴としても十分信頼できますが、何よりも大企業であるエイベックスグループの企業という点が安心できます。
上記3つ以外のライバー事務所も比較検討したい方は下記記事を参考にしてください↓
『ライバー事務所おすすめ10選!選び方や悪質業者の見極め方まで解説』
ライバー事務所からの違約金請求に関するよくあるQ&A
最後にライバー事務所からの違約金請求に関するよくある質問にお答えします。
下記質問に対する回答を知っておかないと違約金を請求されたり、本来もらえる報酬を得られない場合があるため注意しましょう。
- 違約金を請求されたのですが、バックれるのはありですか?
- いまのライバー事務所を辞めたいです。どうすればいいでしょうか。
- ライバー事務所からの給料が未払いです。どうすればいいでしょうか。
違約金を請求されたのですが、バックれるのはありですか?
結論、バックレることはおすすめできません。
違約金がたとえ不当なものだとしても、バックレる・音信不通になるといった行為は契約の不履行として、違約金・賠償請求の対象になってしまいます。
バックれた場合、裁判を起こされると契約の不履行があるため、あなたが不利になるものです。
契約書の内容に反しておらず、不当な違約金を請求された場合は、逃げずに弁護士に相談して正しい方法・手順で対処することが重要といえます。
いまのライバー事務所を辞めたいです。どうすればいいでしょうか。
ライバー事務所を辞めるためには契約書の内容に従って手続きを進める必要があります。
原則、契約期間を満了するまでは退所できませんが、事務所側と協議することで両者が合意できた場合は退所が可能です。
詳細な方法・手順がわからない場合は弁護士に相談しましょう。
ライバー事務所からの給料が未払いです。どうすればいいでしょうか。
ライバー事務所からの給料が未払いの場合は、弁護士や国民生活センター・消費者センターに相談することをおすすめします。
給料が1万円未満の場合は翌月に繰り越すといった契約内容だったとしても、退所後は速やかに未払いの報酬を支払う必要があるため請求可能です。
個人で事務所に請求する場合、さまざまな理由や理屈をつけて断られる場合もありますが、弁護士など専門家のアドバイスを元に対処することで、報酬を受け取れる可能性が高まります。
ライバー事務所から違約金を請求されたら? まとめ
ライバー事務所から違約金を請求された場合は、契約書を確認して弁護士に相談しましょう。
事務所側が請求する違約金の正当性や、事務所側の契約不履行について調査し、問題があった場合は違約金の減額や請求そのものを認められない場合があります。
また、勝手な判断でバックれたり、他の事務所に無断で移籍しないようにしてください。
違約金は契約不履行の際に請求されるもので、バックれたり無断移籍したりといった行為は契約の不履行に該当します。
正しい知識と行動で違約金の請求に対処しましょう。
また、違約金請求を避けるなら、契約書の内容をきちんと把握することや、信頼できる大手事務所に所属することが重要です。
本記事で紹介した3つの大手事務所はどれも信頼でき、手厚いサポートが期待できます。
- NEXTWAVE
- 321inc
- LIVESTAR
ライバー事務所への所属・移籍をご検討の場合は上記事務所の所属を検討してみてください。